ぐっすり眠れる!快眠をもたらすヨガのポーズ5選
2019.02.07
「最近よく眠れない」「寝つくまでに時間がかかってしまう」「朝起きて、寝たりない気がする」そんな悩みはありませんか?
質のよい睡眠が取れないと疲れが取れず、心も体もすっきりしないまま一日を過ごすことにも。
そんな悩みをお持ちのあなたに、気持ちのよい睡眠をもたらすヨガのポーズをご紹介します。
ヨガ歴6年の筆者も実践しているお勧めのポーズ5選です。
最初に
灯りを暗くした静かな部屋で行うことをお勧めします。
リラックスできる音楽があれば、流すのもいいですよ。
なお無理は禁物なので、痛みを感じるほど頑張ってポーズを取らないようにしてくださいね。ポーズを取っていて、気持ちいいと感じることが大切です。
ポーズ5選
安楽座
- あぐらをかいて座ります。この時、骨盤と背骨をしっかりと立てることがポイント。
- 手を膝の上に置き、親指と人差し指で輪を作り、残りの指は伸ばす。
- 目を閉じ、鼻から息を吸ってお腹を膨らまし、吐いてお腹をへこませる腹式呼吸を意識します。20回行うのが目安です。
ゆっくりと深い呼吸をすることに集中してください。そのうちに肩の力が抜け、気持ちが落ち着くのを感じるはず。
チャイルドポーズ
- 正座で座り、体を前に倒します。
- 両手、おでこを床につけ、肩や背中など上半身のすべての力を抜きます。
- 鼻からゆっくりと息を吸って吐いて、1分行います。
肩、腰の筋肉がじんわりと優しく伸びるのを感じ、心も体もリラックスできます。
ダウンドッグ
- 床に四つん這いになって、手は肩幅、足は腰幅に開きます。
- 腰をゆっくりと持ち上げ、体全体で三角形を作るイメージで。
- できればお尻を後方に少しずつ傾け、背中を伸ばします。
- 鼻からゆっくりと息を吸って吐いて。1分キープ。
体勢がつらいと感じた場合は、膝を曲げても構いません。 かかとが浮いていても大丈夫。
このポーズでは、背中をしっかり伸ばすことが一番重要です。
血が全身を巡り体が温まることで、心地よく眠りにつくことができますよ。
ねじりのポーズ
- 両脚を前に伸ばして座ります。
- 右足の膝を立て、左足の上をまたがせます。
- 息を吸い背筋を伸ばしながら、上体をゆっくり右へねじります。
- 右手は軽く床に添えるように。左腕の肘は右膝にかけます。きつければ曲げずに伸ばしたままでもOK。
- 息を吸って背筋を伸ばし、吐きながらより深くねじれるようにします。
- 1分行った後は、反対も同様に。
お腹をねじることによって、内臓に刺激が加わります。内臓機能が高まり老廃物の排出が促されることで、体がすっきりします。
屍(しかばね)のポーズ
- 床に寝転がり、手足を好きな位置に広げます。
- 体の力を抜き、目を閉じ何も考えない。それが難しければ、自分の呼吸に耳を傾けます。
- 5分キープ。
ヨガの究極のポーズとも言われている屍ポーズ。
「ただ寝ているだけじゃないか!」と思われるかもしれませんが、何も考えず横になっていることは意外に難しいもの。それができた時、体の力はすっかり抜け、すんなりと眠りに入っていくことができます。
床で行い、眠くなってからベッドに入っても、ベッドの中で行い、そのまま寝てしまうのもありです。
最後に
私は、これらのポーズを取ることによって、体はすっきりし、心は穏やかになった状態で布団に入ることができています。
ご紹介した5つのポーズは、すべて行っても10分ほどでできます。順番は1~5の流れで行うのがお勧め。
5つはできないという時は、1つでも体の違いを感じることができるので、ぜひ試してみてください。
快眠をもたらすヨガのポーズで心も体もリラックスさせ、良質の睡眠を取りましょう!